2025.09.12
オフィスリニューアル

オフィスレイアウトに失敗しないためには?事例6選と対策を紹介

オフィスレイアウトに失敗しないための対策

使われない動線、暗い照明、避難経路の法令違反など。
オフィスレイアウト失敗の代表的6例とその原因・改善策を解説します。

「こんなレイアウトにしたい」
というイメージだけで、まるごとお任せできるプランも紹介!
レイアウトにお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

オフィスのレイアウトには、どのような失敗例があるのでしょうか?
ここでは、業界でよく見られる代表的な事例を紹介します。

1.「もったいない空間」 スペースの非効率利用

狭すぎる通路や、使用頻度の低い動線などは、レイアウトの失敗として顕著な例です。

スペースの分析設計がしっかりできていないことで、誰も使っていない空間が発生してしまいます。
限られたスペースを活用するためには、レイアウトの設計が重要な要因となります。

2.コミュニケーションが困難な配置

座席の隔離や、行動導線の誤設定もよくあるケースです。

配置がしっかりしていないと、部署間やチーム間の交流が阻害されてしまうことも。
例えば、席が離れすぎていて情報共有の機会が減ってしまうと、組織としての一体感・生産性の低下につながってしまいます。

3.騒音ストレスによる集中力低下

一方で、コミュニケーション活性化を狙ってオープンオフィスを導入した結果、騒音が課題となるケースも少なくありません。

設計には、パーティションの配置や、吸音素材の家具を設置するなどの対策が必要です。
これらの対策が適切でないと、集中しづらいレイアウトになってしまい、社員のストレスを招く原因にもなります。

オフィスレイアウトによって生じる騒音問題

4.照明・空調の配置ミスでも生産性が低下

窓からの自然光を取り込めず、常に暗いスペースになってしまうオフィスも見受けられます。

また、冷暖房が特定エリアだけ効きにくい・効きすぎてしまうなどの事例も。
快適性に直結する、照明・空調設計が不十分なまま導入してしまったことが原因と考えられます。
レイアウトを検討する際には、このような直接目に見えない要因にも配慮しましょう。

5.「トップダウンに注意」 社員の意見を取り入れない設計

実際の業務フローとレイアウトがかみ合わず、「使いにくい」と感じてしまうケースも見受けられます。

従業員の声を反映せず、管理者の思い込みや、設計者だけの視点で設計してしまっていないでしょうか。
結果的に柔軟性のないレイアウトとなってしまい、後から変更が難しくなるという課題にも気をつけましょう。

6.レイアウト変更が法令に触れてしまうことも

建築基準法や消防法などを無視したレイアウト変更により、通行の妨げや防災上のリスクが発生する可能性もあります。

法的な確認が必要な例としては、下記のような項目が挙げられます。

建築基準法:
・避難経路の幅や天井高、耐震性など、安全性に関する最低基準の定め。
・配置変更が構造に影響する場合に必要となる確認申請。

消防法:
・避難口や消火器の設置、通路の確保などにより、万が一の火災時に速やかな避難が可能であることが必須。

上記のように、独自の解釈でレイアウトを変更すると、リスクが生じることもあります。

失敗を避けるためには専門家の知見が必要です。
オフィスイッチを運営するコーユーレンティア株式会社は、50年以上の歴史がある上場企業です。
このようなレイアウトに関するご相談も、お気軽にお問い合わせください。

これらのレイアウト失敗例を避けるために、おすすめなのがレンタルです。

まずは気軽に導入して、環境に合っているのかお試し運用が可能。
もしマッチしなくても柔軟に変更できるので、失敗せずに最適解がわかると近年注目されています。

気になったアイテムを遊休スペースに配置

1.気になったアイテムを遊休スペースに配置

例えば使用されていない空間に、ソファ、個室ブース、フィットネスマシーンなどをお試し導入してみてはいかがでしょうか。

「2ヶ月置いてみたけど使わなかった」ということであれば、すぐにチェンジができます。

テストをすることで評判の良し悪しがわかるので、社員のニーズにフィットしたオフィス改革が可能です。

2.コミュニケーションが取りやすい配置をトライアル

レイアウトの変更自体も、オフィスイッチなら家具交換から配置換えまで、ワンストップ対応でお任せ。

本格導入すると大掛かりなフリーアドレスも、気軽に試すことができるのでおすすめです。

フリーアドレスのトライアル

3.騒音や空調問題も家具のお試し導入から

騒音対策や冷暖房の導入、レイアウト変更にも適しています。

パーティションだけで足りなければ吸音材も導入してみるなど、フレキシブルな対応が可能に。
どの家具が合っているか、どのレイアウトが最適か、まずはお試しからご検討ください。

4.みんなの意見を反映しやすい

上記のような「お試し期間」を設けることで、社員の賛否を集めやすくなります。

「多くの意見をレイアウトに反映させるのが難しい」
という場合は、配置・設計のプランニングからご提案させていただくことが可能です。

まずはお試し→意見を収集→それを元にレイアウトを検討
という一連の流れも、まるごとプロにお任せください。

家具選びから搬入・設置までトータルサポートで対応

家具選びから搬入・設置までトータルサポートで対応

オフィスイッチでは約2,000種類・100万点以上のアイテムを保有しています。

上記でご紹介したお試しの提案はもちろん、本格導入する場合の設計・コーディネートもトータルサポート。

工事手配や当日の施工、現オフィスの原状回復まで全て担当することが可能です。
レイアウトの課題解決を検討されている方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

上記では家具ごとのレンタルや、部分的なレイアウト変更をお伝えしましたが、フロアや空間まるまるのプラン変更もご相談可能です。

「こんな感じのオフィスにしたい」
とご要望いただければ、実際に使用できるところまで対応できます。

例えば、すでにパッケージされているテーマ別プランの一部をご紹介。

例①緑の多いレイアウトにしたい:木と調和するオフィス

木と調和するオフィスのページへ

Problem:
1.無機質なオフィスの雰囲気を変えたい
2.リラックスして会話できる空間がほしい

Solution:
1.緑の多いレイアウトに変更。木の手触り、香り、ぬくもりなど、木々の癒しを感じられるオフィスを実現。
2.木に囲まれるリラックス効果で、自然と会話が生まれる空間に。ウェルビーイングにもつながります。

「緑の多いレイアウトにしたい」
というお客様は、このようなプランもご検討ください。

木と調和するオフィスの詳細はこちらから

例②集中力を高められるレイアウトにしたい:こもれるオフィス

こもれるオフィスのページへ

Problem:
1.ハイブリッドワークやWebミーティングが増えたことにより、会議室・簡易的なミーティングスペースが不足している。
2.社員の働き方にコミットしたオフィスをつくり、社員の幸福度を高めたい。

Solution:
1.ファミレスブースや個室ブースを配置したレイアウトで、「会議室が少ない問題」を解消。
2.多様な働き方にコミットし、生産性の向上や、アイディアの創出をサポート。

「オフィス内に集中スペースを導入したい」
というご要望には、こちらのプランが最適です。

こもれるオフィスの詳細はこちらから

ご紹介した他にも、壁に絵画を配置するレイアウトや、アウトドア気分で仕事ができるオフィスなど、7つのレイアウトプランをご用意しています。

このようなレイアウトまるごとのプランも、お試し導入からスタートが可能です。
オフィスのレイアウトに失敗したくない方は、ぜひレンタルの活用をご検討ください。

お問い合わせはこちらから

記事監修者:郡 祐紀

記事監修者:郡 祐紀

企画推進室 Webマーケティングチーム
10年以上、企業のプロモーションやWeb制作、広告制作に従事し、2016年にコーユーレンティアに転職。
EC部門の売上拡大に取り組み、2024年からは新設されたWebマーケティングチームの責任者として、Web集客の陣頭指揮を執っている。

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